片頭痛はこめかみから目のあたりが、ズキズキと心臓の動きに合わせるようなリズムで痛むのが特徴です。吐き気や嘔吐を伴い、光･音・気圧や温度の変化に対して敏感になります。
☆原因☆
何らかの理由で脳の神経が刺激されることで、顔の感覚を脳に伝える神経に炎症が起こったり、脳の血管が急激に拡張したりすることで、独特の脈打つような痛みが生じるといわれています。脳は自律神経、睡眠、食欲、女性ホルモンの分泌などをつかさどっていることから、寝不足、寝すぎ、空腹、疲労、ストレス、人混み、気圧・温度・湿度の変化、女性ホルモンの変動などが、片頭痛を誘発すると言われています。また、血管を拡張・収縮させるポリフェノールなどが含まれるオリーブオイル、チーズ、赤ワインなどの摂り過ぎも、片頭痛の引き金になることもあります。
☆予防☆
片頭痛は、過労やストレスによって起こりやすくなるため、これらをためないようにすることが予防につながります。また、片頭痛にはビタミンB2やマグネシウムがいいとされており、食生活の改善も効果的です。頭痛が起きているときは入浴や運動、マッサージなどで悪化するため、痛む部分を冷やし、横になって静かな部屋で休むことをおススメします！！
