寒くなる季節になりました・・・⛄そこで、この季節にかかりやすい感染症について紹介したいと思います!!
・ノロウイルス
感染症胃腸炎や食中毒の原因となるウイルスです。毎年11月~12月頃に流行することがほとんどですが、一年を通して発生しています。厚生労働省の発表によると2017年に発生した食中毒のうちノロウイルスを原因とするものは51.6%と半数以上。検査技術が進歩したことにより、近年は多くの発生例が報告されています。
・インフルエンザ
毎年冬に大流行するインフルエンザは、「インフルエンザウイルス」に感染することによって、起こる病気です。例年12月~2月頃に流行のピークを迎えることが多く、38℃以上の高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身倦怠感といった全身症状のほか、のどの痛み・鼻水・咳など、風邪と同じような症状も見られます。通常の風邪と比べ、急激に強い症状があらわれることが特徴です。
・RSウイルス
軽い「鼻かぜ」程度ですむ場合から細気管支炎や肺炎に至るまで症状は様々です。年齢が上がるほど症状は軽くなる傾向があります。初めてかかった場合には、25~40%の乳幼児で細気管支炎や肺炎の徴候があらわれます。ほとんどの場合、1~2週間で徐々に回復しますが、重症例では、呼吸困難などの為に入院が必要となる場合もあります。11月~1月の冬季にピークが見られます。
・予防方法
ノロウイルスやRSウイルスには有効なワクチンがありません。手洗いうがいを徹底する、流行時にはマスクを着用する、規則正しい生活を送る、といった、基本的な感染予防を心がけることが大切です。インフルエンザの最も有効な予防方法はワクチンの接種です。発症を防ぐとともに、発症した場合も重症化を防ぐことができます。小さな子どもの場合はまれに、インフルエンザから急性脳炎をおこして、命に関わるケースもあるので、安心のためにも、予防接種を受けておくことが大切です。
これからまだまだ寒くなっていきます。三大感染症だけではなく、最近また感染が広がっている、コロナウイルスにも十分に気をつけて冬を乗り越えましょう!!