こんにちわ(^ω^)みなさんは腰痛で悩まれていませんか??日常生活で長時間同じ姿勢でいたり、運動不足、筋力低下などが原因のことが多いです。腰痛の中でも突然痛みに襲われる「ぎっくり腰」は数日経てば痛みは治まりますが、同じく突然痛みに襲われる「椎間板ヘルニア」は数日たっても治らず長く痛みが続きます。
この中でもほっておくと危険度が高い椎間板ヘルニアについて簡単にご説明します。
椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。その一部が出てきて神経を圧迫して症状が出ます。
椎間板が加齢などにより変性し断裂して起こります。
ヘルニアとは、「本来あるべき所から飛び出す状態」という意味です。
原因⇒重いものを持ち上げたり、悪い姿勢での動作や作業、長時間の運転、喫煙などでヘルニアが起こりやすくなります。また、遺伝・精神・社会的側面(不安、抑うつ、結婚生活)や、仕事に対する姿勢(仕事上のストレス、仕事への集中度や満足度、失職)などが深く関与していることも指摘されています。
好発年齢は20~40代で比較的若い男性に多い病気です。
症状⇒多くの場合、最初に腰痛の症状が出だし、その後片側の足の痛みやしびれが加わってきます。ひどい場合には感覚がなくなったり、足が動かせないといった事もあります。重いものを持った時などに急に腰痛が出る場合と、徐々に起きる腰痛の場合があります。そして足の付け根から足首までにしびれや電気の走るような激しい痛みが出てくることが多く、この症状を坐骨神経痛といいます。
治療法としては、観血的療法か保存的療法の2つに分かれます。
観血的療法・・・外科的療法とも呼ばれ、手術治療のこと
保存的療法・・・人体を傷つけずに、投薬治療、注射、コルセットやサポーターなどの装具療法、リハビリのこと
麻痺や、尿や便が出にくくなったり出やすくなったりする膀胱直腸障害の症状が出ると観血的療法になる場合が多いので、特に注意しましょう。
椎間板ヘルニアかな?と思ったら、、、
絶対安静を心がけ、患部は冷やしましょう。お風呂もなるべく控え温めない方がいいでしょう。無理をせず動けるようになってから病院の診察を受けに行って下さい。ゆっくりと慌てず動いて下さい。。コルセットなど持っていたら固定してから動きましょう。
症状が出て3日間くらいは絶対安静を心掛け、腰に負担がかからない生活を心掛けましょう。
椎間板ヘルニアは手術をしなければ治らないということはありません。自然に治る場合もあるそうです。しかし反面、悪化し下半身麻痺といったことになる場合もありますので、自己判断し放置せず、必ず病院で診てもらいましょう。