こんにちわ(^^♪4月も終わりに近づき、新生活にも少しずつ慣れてくるころでしょうか??今回はこの時期にかかることのある『5月病』についてお話いたします。
目次
5月病とは・・・
新年度が始まり、環境・生活の変化にうまく適応できず、知らず知らずのうちに蓄積された身体・心の疲れなどで、強いストレスとなりうつ状態になる精神的な症状のことを指します。医学的な診断名としては、「適応障害」「うつ病」と診断されることが多いです。ゴールデンウィーク明けに症状が現れることがほとんどです。
--- 症 状 ---
抑うつ・無気力・不安感・焦り・不眠・疲労感・めまい・頭痛・食欲不振・胃の痛み・動機・息苦しさ・やる気が出ない・人との関わりが億劫・苛立ちなど
---なりやすい人---
几帳面・真面目・我慢強い・完璧主義・責任感が強い・感情を表に出さない・人に合わせる・内向的など
☺5月病にならない為の対策☺
【ストレス解消、気分転換】
仕事や育児、人間関係でストレスを感じている人は年々増加しています。。ストレスの感じ方は人それぞれで、ストレスを感じてない!と思っている方も、気付かないうちに蓄積されます。 ちょっとしたプレッシャーや緊張でもストレスは発生するのです。頑張りすぎず、時には頭と体を休ませながら対処していくことが大事です。友達や家族とのコミュニケーションや、カラオケ・旅行・ショッピングなどの趣味で自分らしくいられるリラックスできる時間を作りましょう!
【バランスの良い食事】
セロトニンとは神経伝達物質のことで、精神を安定させる作用を持っています。セロトニンが不足すると気分が落ち込んだり、不眠になるなどして、うつ病等につながるともいわれています。セロトニンを分泌させるには、必須アミノ酸の1種であるトリプトファン・ビタミンB群・炭水化物が必要です。
トリプトファン⇒牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品や、豆腐・納豆・しょうゆ・味噌などの大豆製品。
さらに、アボカド・カツオ・マグロなどの魚類、アーモンド・ピーナッツなどのナッツ類、バナナや小麦胚芽、卵などにも多く含まれています。
ビタミンB群⇒サンマやサケ・イワシ・マグロ・カツオ・サバ、ニンニク、しょうが、バナナ、玄米・胚芽パンなどの未精製の穀類、豆類、マグネシウムはわかめやひじきに、ナイアシンはきのこ類や緑黄色野菜などに多く含まれています。
炭水化物⇒ご飯・麺類・パンなどの穀類、いも類、果物
【身体を動かす】
ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動をすることで、セロトニン(脳のセロトニンが欠乏することがうつ病の一因と言われています)の分泌が促進され脳のはたらきをよくしてあげましょう!
有酸素運動とは、酸素をエネルギー源として脂肪を燃焼させる運動で、ウォーキングやジョギング、ゆっくりとした水泳、エアロビクス、サイクリングなどで、20分くらいを目安に行いましょう。息の切れる運動は無酸素運動になります。激しくない運動とはいえ、楽すぎる運動だと効果が薄れるので気を付けましょう(´・ω・`)
【日光を浴びる】
セロトニンは日光を浴びることでも安定させることができます。日光を浴びると、メラトニンという眠気を催してくれるホルモンの分泌が止まり、約16時間後に分泌が再開します。そして夜に分泌されると眠気が催されます。特に朝の日光浴がおススメです
【良質な睡眠をとる】
睡眠不足は、注意力の低下や脳の活動・血流の低下、疲労感の増幅などに影響します。また血圧上昇や免疫力の低下など、様々な疾患の原因になることもあります。まずはリラックス状態になることが重要(*´ω`)寝やすい体の状態を作っておくことです。ぬるま湯のお風呂でゆっくり入りったり、マッサージで血行を良くし、テレビやパソコンやスマホなどの電子機器は脳を刺激し、興奮状態にする交感神経が優位になるので寝る前は控えましょう!
仕事するにも、遊ぶにも育児も、まずは身体が健康・元気じゃないといけません(^^♪
5月病になってしまうまえに、自分に合ったストレス解消法で元気な身体を保ちましょう!(^^)!